2025/07/14 08:39
https://ziosetto.base.shop/items/113064091
飲み頃バックヴィンテージも含めてお得なセットをお買い求めください!
海に近い新潟市内西部のこの地域は、標高は20mほどの砂丘地で寒暖の差が得にくい特性からブドウの熟度が早まります。
糖度で収穫タイミングを測る白ワインはそれでも問題ありませんが、赤ワインの原料とする黒ブドウはそれ以外の要素、
果皮の色調や種の熟度(アーモンド様にカリカリと香ばしくなるのが理想)なども重要でどちらかというと不向きなのかもしれません。
その不向きな産地で「赤ワインに特化したカンティーナ・ジーオセットのワイン造り。」
理由は、私が赤ワインが好きだからという理由のほかにもうひとつあります。
白ワインは果房を搾って果汁(ジュース)に酵母を加えて発酵させます。歩留まりは65-70%
赤ワイン(醸す発酵)は果房から梗を除き酵母を接種し発酵をはじめます。果肉もしっかり液体になり、歩留まりは80%を越えます。
同じ面積でブドウを育て環境に対する負荷は同じ、造るタイプのワインの違いで製品化になる数量に約10%もの差が出ます。
白ワインは果汁しか使わないので、品種と発酵由来の香りの組み合わせを楽しむ究極の贅沢でデリケートなワインと言えます。
言い方は奇妙ですが香水を飲んでいるようなものかと
一方、赤ワインや白ブドウの醸しワイン、いわゆるオレンジワインは果皮由来の抗酸化物質のポリフェノールを含み、
香りの繊細さはやや失うものの、味わいは複雑となり料理との接点が多くなります。
SDGsの観点からみてもフードフレンドリーの観点からみても、
醸して造るワインに心が躍るのがカンティーナ・ジーオセットの神髄なのです。